こんにちは、アラフィフ主婦通信大学生の森﨑さくらです
私は、認定心理士と日本語教師のどちらも取得を目指して大手前大学に入学しました
『心理学』と聞くと、何を思い浮かびますか?
SNSで流れてくる「あなたの恋愛パターンは?」みたいな心理テストかな?
SNS・テレビや雑誌などでよく見る心理テストなどが身近ですよね
私もそれくらいの認識しかありませんでした
心理学って
・どんなことを学ぶの?
・今更学んで意味あるの?
・正解があるの?
身近なようでよくわからない心理学
まず最初に心理学概論を学び、心理学の研究分野の多さにびっくりしました
知覚心理学・生理心理学・認知心理学・学習心理学・教育心理学・発達心理学・社会心理学・臨床心理学・家族心理学・ジェンダー心理学・文化心理学等があります
私が、通信大学生として1年間学んで分かったことは、
『心理学は幸せになるための学問である』ということです
そして、『幸せとは、人間関係が大切』と学びました
人間関係がうまくいけば人生も上手くいくということを改めて学問として学び、私が感じてきたことに対して自信をもって行動できるようになりました
学ぶことに遅いなんてことはありません
でも、もっと早くに知っておきたかったと思うことが、たくさん、たーーーくさんありました
私は、アラフィフです
これからの人生をより幸せにするために、今学べたことを嬉しく思っています
ただ、もし、もっと若いときに、子育て中に知りたかった・・・なんて思ってしまいます
少しでも興味があるならば、学ぶことによって、より早くに幸せな人生を送るためのヒントを見つけることが出来ると私は思っています
10年前、20年前の私に伝えたい気持ちでこのブログを書いています
この1年間で学んだ幸せになるための3つの学びを紹介します
1.【アサーティブコミュニケーション】で自分も相手も大切にしよう
あなたもOK、私もOK
アサーティブコミュニケーションとは、自分の気持ちも相手の気持ちも大切にするコミュニケーション方法です
自己表現には3つのタイプがあります
俺の言うとおりにすれば間違いない、俺に意見するな
めんどくさい仕事は全部私に押し付けるけど、私が黙って残業したら波風立たないもんね…
私は、こちらの方法で進めたいんだけど、あなたの意見はどうかな?
あなたの自己表現はどれに当てはまりますか?
アサーションとは、自分の気持ちを大切にしながら、相手の気持ちも大切にする表現方法です
自分の気持ちを大切にしながら、相手の気持ちも大切にして、お互いにとって納得のいく方法を探します
それが、アサーティブコミュニケーションです
まずは、自分の本当の気持ちに気づくことが大切です
自分がどうしたいのか、素直な気持ちを表現します
アサーティブコミュニケーションの代表的な方法に、DESC法があります
D | Describe | 今の状況を描写する |
E | Explain | 素直な気持を説明する |
S | Specify | 正直な思いを提案する |
C | Choose | 代案を述べる |
アサーティブコミュニケーションを行うことで、自分の正直な気持ちを誠実に伝え、相手とうまく妥協点が見つけられなくても、しょうがないよねと気持ちを切り替えることができます
お前のせいだ!
お前が悪い!
私のせいだわ…
私が悪かったの…
とは、なりません!
今回うまくいかなかったなっ
次は、どうしようかな
という具合に、必要以上に相手を責めたり、自分を責めたりせずに解決策を探します
『あなたもOK、私もOK』
この対応は、自分も周りも幸せにします
2.【傾聴】相手に寄り添い周りも幸せにしよう
聴くとは、どういうことでしょうか
耳を傾ける
傾聴とは、耳と目と心で聴くこと
- 全集中で相手の話に全神経を集中させること
- 共感的理解や態度
- 肯定的な関心をもって聴く
- 相手が話したくなる聴き方で聴く
- 相手の思いに寄り添い共感
近年、カウンセリングはこちらが主流です
問題を解決するのはクライエント自身です
クライエントに対してカウンセラーが実践する援助活動には、傾聴によって感情に共感し同調せず、距離を大切にし過程を援助することが大切とされています
相談しても意味がないという人がいますが、正しい答えを求めることが相談ならば、意味がないかも知れません
正しい答えは、人からはもらえません
なぜなら、答えは自分の中にしかないからです
自分の気持ちに気づき、自分で決める事が大切なのです
誰かに話をすることで、自分の考えがまとまったり気づきがあったりします
それは、ひとりで悶々と考えるよりも早くに出口にたどり着くことを意味しています
そういう意味でも、相談・カウンセリングを垣根なしに受けることのできる環境が必要だと思っています
大切な人ほど、アドバイスをしたくなります
大切であればあるほど、自分が正しいと思う方向に向かわせたくなります
自分が正しい思う方向は、相手の望んでいる方向ではない事もあります
その人が自ら望んだ道が、例え遠回りに見えても実は近道なのかも知れません
心が疲れて、逃げ場がなくなり自分の考えがなくなる前に、カウンセリング等誰かに気持ちを受け止めてもらえる環境が普通になる世の中になってほしいと願っています
3.【ABC理論】ポジティブな帰属でいよう
帰属とは、『その事象の原因を推論し、事象と原因を結び付けること』です
この「推論」が、ポイントです
あくまでも「自分の推論」なのです
同じ場面であっても、人によって受け取り方が違うのはこのためです
何か、ネガティブな出来事があった時、人は原因を探そうとします
これを責任帰属といいます
責任帰属は4つのタイプがあります
例えば、上司が部下の提出した報告書について、注意します
報告書の書き方が間違ってるぞ
前年度の報告書を参考にしてもう一度提出してくれ
私の事が気に入らないから、なにかにつけて文句を言ってくる😡
敵意帰属(被害者バイアス):相手の言動は敵意からくるとみなす
わぁ私を注意して、自分が出世しようとしてるぅ~
利己心帰属:個人的利益を得るために言ったとみなす
上司の立場なので、その注意は当然のことだわ
役割帰属:相手の言動を、与えられた役割を遂行したものとみなす
私のために言ってくれている!ありがとうございます!
利他心帰属:相⼿の⾔動を、⾃分に対する好意によるものとみなす
⇒相⼿に対して怒りを覚えず、感謝の気持ちすら感じる
この利他心帰属でいることが、人生を幸せに生きるためのコツだと私は思っているのです
ABC理論とは
Ⓐ出来事に対する、Ⓑ受け取り方によってⒸ葛藤や悩みが生み出されると考える理論です
自分の中の思い込みを取り除き、相手の立場や心境をくみ取ることによって結果が変わります
同じ出来事であったとしてもⒷの自分の思いこみや信念によって違う結果になります
私は、先述の利他心帰属をお互いが持つことによってより、生きやすく過ごしやすくなると思っています
「思い込みを取り除く」それは、その自分の思い込みにすら気が付いていない人もいるのではないでしょうか
まず、そこに気が付くことが大切だと私は思っています
年齢を重ねるごとに、自分の考えに自信を持ち経験からの思い込みが強くなります
思い込む子さんの行動によって、先輩の態度が変わり、思い込む子さんは、ますます「やっぱり思った通り」と思い込むのです
ネガティブな出来事があった時こそ、あえてそこを一度フラットにして、利他心帰属をもって物事をとらえた方がより、自分も相手も幸せに生きていけると思うのです
利他心帰属とは、相手はこちらのことを考えての発言や行動と受け取ることです
同じ行動をとっても、帰属の違いによって180度受け止め方が変わります
自分の考え方の癖やものの見方を知り、そうではないかもと、違う見方を考えてみてはいかがでしょうか
世の中、そんなに悪い人もいません
自分の気持ちに正直になりつつ、相手の行動も好意的に受け取りましょう
もし、不快に思ったとして、不快に思った気持ちを受け止め、なんで不快に思ったのかな?と考えてみてください
けして気のせい等と自分の気持ちに蓋をしたり誤魔化したりせずに、自分の不快な気持ちや怒りに目を向ける事が大切です
そして、相手の考えていることは自分にはわからない事を認識する事が大切です
相手の考えていることは相手のものです
【心理学は幸せの学問】人間関係がうまくいけば人生もうまくいく 3つの学びのまとめ
1年間、通信制大学で学び私が知った幸せに生きていくために必要な3つの心理学を紹介させていただきました
①アサーティブコミュニケーション②傾聴③ABC理論は、自分の気持ちも相手の気持ちも大切にして適正な距離感を保ち、人間関係がより良い方向へ進むために、幸せに生きていくために必要なスキルだと思いました
自分の気持ちを大切にしてください
そして、その気持ちを素直に誠実に相手に伝えましょう
そして相手の気持ちも大切にしましょう
人生100年時代です
人との関わりが心も体も健康への近道です
人と人が支え合って生きていく先に幸せがあると言われています
自分の気持ちを尊重し、相手の気持ちも尊重する
そして、必要な時に支え合える関係が私の理想です
優しい暖かい安心できる人と一緒にいたいと思いませんか?
自分がそんな人になることで、周りだけでなく自分自身も幸せになります
心理学に興味のある方は、通信制大学で一緒に学んでみませんか笑
ご学友募集しています笑
また、大学で学ばなくとも、物語形式等でわかりやすく心理学を紹介している本はたくさんあります
先日、『もし、アドラーが上司だったら』という本をオーディブルで耳読書しました
本の中で、主人公の同期は、相手意見を丁寧に聞きながら、自分の意見をしっかりと伝えるアサーティブコミュニケーションを実践していました
そして、主人公がアドラー心理学によって導かれながら成長していきます
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私が1年で学んだ事は、この本が伝える考え方や生き方の中に、随所にみられます
よきことは、多くの心理学者より提唱されて現在もなお広められているということですね
興味のある方は、身近な心理学としてまずこちらの本などを読んで見てはいかがでしょうか
幸せに生きるヒントが見つかるかも知れません
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アサーティブコミュニケーションをご存知ですか。
私は知りませんでした。
相手に気を遣うあまり自分の気持ちに蓋をして、いつもなんかうまく関係を築けていない気がしていました。
それは、夫婦でもそうでした。
揉めるから黙っておこう。
それは、相手のことも信頼していない。
自身も無知であったこと。
家族の雰囲気も触らぬ神に祟りなしとばかり、みんな黙って時が過ぎるのを待つイメージでした。
最近は、思い切って思っていることを言うように努力し、家族もやっとそんな雰囲気になってきました。
それは、私が大学に入学して、今後の人生で一番大切な手にしたものです。
少しずつですが、この3年でかなり変わりました。
大学に入学してよかった事です。