こんにちは!
社会人としてフルタイムで勤務しながら資格取得と大学卒業を目指すアラフィフ現役通信の森﨑さくらです。
今年度は、認定心理士と日本語教師と大学卒業をのトリプル仕上げの年度です。
結構カツカツで頑張らないといけない状況ですが、昨年度卒業したご学友が一生懸命に頑張って卒業している姿を見ているので私も頑張らないとと思っています。
さて、私が避けて避けてお取り置きをしていた「計量言語学」に挑まないといけなくなりました。
なぜなら、日本語教師の資格をいただくために必須科目だからです。。。
腹をくくるしかありません!
さぁ、がんばりましょう!
計量言語学ってなに?

計量言語学って聞いたことありますか?
日本語教師を目指さない限り、知ることがなかった学問です。

「計量言語学」ってなに?

「言葉を数であらわして調べる学問」のことよ
「計量言語学」=「言葉を数であらわして調べる学問」

どんな時に使うの?

「“ありがとう”って、ニュース記事ではどれくらい使われてるのかな?」「男の人と女の人では、使う言葉がちがうのかな?」って考えたことある?

考えたことないけど、「ありがとう」をよく言う人や、「超うける」ってよく言う人とかいるよね。

・・・。
「計量言語学」では、ニュースやブログ、書籍などで使われている言葉の使われ方を「感覚」ではなく、「数」や「データ」で分析する学問なのです。
言葉について、どれくらい使われているのかって考えたことなかったです。
たとえば、「最近の若者は『やばい』を多用している」と感じたとき、それを主観だけでなく、ニュース記事、SNS、ブログ、書籍などを調べて、どんな時に『やばい』を使っているのかを客観的に数値化して分析するそうです。
このように、客観的に数値化して分析するのが「計量言語学」です。

その『やばい』の数をどうやって調べるの?

それは、「コーパス」を使うんだよ。

「コーパス」ってなに?
コーパスってなに?

「コーパス」はたくさんの言葉が入った“ことばの図書館”のようなものです
言語のビックデータのことを「コーパス」というそうです。
とにかく新聞や雑誌や会話、ブログなど、たくさんの言葉を文章で集めている言葉のデータが集まった図書館のようなイメージを持つとわかりやすいと思います。
そのデータを検索して、媒体や年齢、性別など「実例」を含めた言葉の検索ができるのです。
それを調べるサイトが「中納言」です。

中納言ってなに?
「中納言(ちゅうなごん)」は、“ことばの図書館(コーパス)”を使って調べられるソフトの名前です。
百聞は一見に如かずです。
まずは、興味を持ったことばから調べてみることが早いかと思います。
使い方は、こちらのYOUTUBEが分かりやすかったです。
【計量言語学】日本語教員養成課程の必須科目です!学習前の予備知識としてまとめてみました

「計量言語学」前評判もあり、過去2年間履修登録をしていましたが後回しにして、「F」をいただいた、因縁の対決です(大袈裟すぎる⁈)
「コーパス」っなんやねんって、得体も知れない敵に震えていました。
ことばを検索することは、仕事でもよく使います。
例えば、LINEのトーク画面の上に、虫めがねのマークがあります。
虫めがねのところに調べたい言葉を入力して検索すると、そのトーク内のやりとりでどれくらいのその言葉が使われたかの数が出てきます。
数と使ったトークが調べたい文字に色を付けて出てきます。
「”ありがとう”は何回使ってる?」、「 いちばんよく使う言葉ってなに?」 って考えたとき、“計量言語学”の入り口に立っているんだと思います(違いますか?笑)
ちなみに、私と妹とのラインのトークで「じいちゃん(父)」を検索すると、検索結果が「500+」でした。
なんて、親思いなんでしょう・・・愚痴もありますが(笑)
「計量言語学」ってなに?こわい…って思って逃げてましたが、やるしかありません。
まずは、敵(すみませんね)を知ることから、はじめてみました。
難しそうな「中納言」と「コーパス」の正体 最初にぶつかったのが、「中納言」や「コーパス」という聞き慣れない名前。
「歴史?」「コンパス?」そこからはじまりました。
敵(その姿勢があかん)を少しずつ知って、ちょっと、頑張ってみようという気になってきました。
便利なソフトとして、どうせなら楽しく使いたい。
最近は「自己肯定感」や「自己効力感」「レジリエンス」「コーピング」「リスキリング」・・・
こんな言葉をよく見聞きします。
私が、心理学を学んでいるからなのか、カクテル効果なのか・・・
疑問を持ち、その言葉を中納言を使ってコーパスから調べ、客観的に数値化することが計量言語学なのです。(たぶん)
どうせなら、自分の興味にからめて楽しく学ぶ。
私は今、コーチングや心理学、キャリアカウンセリングにも興味があります。
どうせ学ぶなら、少しでも楽しく一石三鳥をねらって、学びを自分のものにしていきたいと思っています。
思い起こせば、計量言語学は、最初に知り合った日本語教師を目指すお友達に、やばいでーって教えてもらいそこからただただ恐怖でしかありませんでした。
こちらのブログでも何回も怖い、やばいと言っていました。
でも、「知らないからこわい」だけだったのかもしれません。
別の授業で知り合った方は、コーパスは面白いって言っていました。
授業が終わった後もコーパスの本を買ったともおっしゃっていました。
今気づいたのですが、私は心理学でいう「初頭効果」(最初に受けた印象が、その後の判断や評価に強い影響を与える心理現象)によって「計量言語学」を恐ろしいものとして決めつけていたのかもしれません。
日本語教師を目指す中で、避けては通れない道なら、 自分らしく、楽しめる方法で学んでいきたいと思いました。
同じように不安を感じている方に、ちょっと 「だいじょうぶかもしれない」って思ってもらえたらいいな・・・
わたしは、すこーしハードルが下がりました!
一緒に頑張りましょう!
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日本語教員養成課程の必須授業たちのようやくゴールが見えてきました!
GWは、予定がありながらもなんとか進めました。
気を抜かず、がんばります!