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【社会・集団・家族心理学】単位修得試験対策 用語集

単位修得試験終了 1-2.認定心理士
この記事は約20分で読めます。

こんばんは、現役通信大学生の森﨑さくらと申します

この記事は、大手前通信制大学の単位修得試験の試験対策勉強の備忘録ために作成しました。

読んでほしい人

✔ 心理学を学んでいる人

✔ 心理学を学ぼうとしている人

✔ 心理カウンセラーを目指している人

科目は「社会・集団・家族心理学」です。

この科目では、人と関わり生きていくための必要な知識を学べます。

自分を知り他者を知り社会を理解する。しっかりと吸収し日々の生活に役立てたいです。

合格すると「資格名:認定心理士、プレゼンテーション実務士、2級キャリアコンサルティング技能士【受験資格】の認定単位となります。(2単位)

【認知】脳の情報処理の不思議、脳はこころ

認知とは、(知覚・記憶・思考)の脳の情報処理活動・人の心の大部分を占めている

感覚知覚 ⇔⇔記憶⇔⇔思考行為
断片的な情報の獲獲得断片的な情報の統合情報を蓄積・検索選択肢から取捨選択観察可能な行動
イケメン・涙ボクロ
背が高い・いい声
福山雅治だ福山雅治に関するイメージどうするのかサインをもらう
認知【知覚・記憶・思考】の過程
  • 知覚の特徴:(膨大な情報を効率よくまとまることはできるが、細かな情報を省いたり、固定的なものの見方をする危険もある。)
    1. 図と地の分化:図(対象)と地(背景)に分け図を優先的に知覚「ルビンの壺」「空と水Ⅱ」図地反転図形
    2. 恒常性:リンゴなど、どこから見ても同じ性質をもつものとして知覚すること(形・色・明るさ・大きさ等)
    3. 群化:星座など要素ごとではなく、まとまりとして知覚する
  • 記憶
    • 記銘(情報を覚える)
    • 保持(覚えておく)
    • 再生・想起(必要に応じて思い出す)
  • 意味記憶:ある対象についての一般的・客観的な知識
  • エピソード記憶:思い出のような主観的経験に基づく記憶。時間・場所・感情を伴う
  • 自伝的記憶:特に強く自分に関わる記憶
  • スキーマ:ある物事を理解・記憶する枠組みとなる構造的認知
  • スキーマの活性化
    • 結合強度:要素同士を結ぶ線の強さ。強いパターンほど優先的に検索される
  • ヒューマンエラー
    • 行為のスキップ:意図しない動作のミス。無意識的プロセス
    • ミステイク:自分では正しいと思った判断が誤っていること。あいまいな情報から予測変換システム的「とりあえず」の判断で、なかなかきづきにくい
代表性ヒューリスティック 代表的と思われる事柄を、大きめに評価する (体重計を気にする余計に太る等、原因を帰属、因果関係とする)
利用可能性ヒューリスティック 検索されやすいイメージしやすい情報 (自動車に対してニュースなどで事故との結びつきが強いと自動車は危ないもの)
係留と調整 いっぺんに判断できない事柄。第一印象どおりなど初期値に引きずられやすい (優しそうな第一印象の人に対し、優しい面ばかり目を向けて納得する)
ヒューリスティック=人間の思考:自動的に結合の強い記憶が選択される。素早く、簡便に判断を行うための情報処理法
  • ヒューリスティック=人間の思考:自動的に結合の強い記憶が選択される。素早く、簡便に判断を行うための情報処理法
    • 代表性ヒューリスティック:代表的と思われる事柄を、大きめに評価する(体重計を気にする余計に太る等、原因を帰属、因果関係とする)
    • 利用可能性ヒューリスティック:検索されやすいイメージしやすい情報(自動車に対してニュースなどで事故との結びつきが強いと自動車は危ないもの)
    • 係留と調整:いっぺんに判断できない事柄。第一印象どおりなど初期値に引きずられやすい(優しそうな第一印象の人に対し、優しい面ばかり目を向けて納得する)

原因を帰属する:結果に対して、何かの原因をあてはめ、一連の事柄を因果関係として処理しようとする。

【態度】相手にも自分にも影響を与える最もわかりやすいもの

態度の構造(ある対象に対して)

  • 評価信念要素(認知成分):知識・理解・評価(良いor悪い、賛成or反対)
  • 感情要素(感情成分):結びつけられた感情(好きor嫌い、快or不快)
  • 態度の形成(行動成分):行動への準備状態(接近or回避、所有or排除)
    • 👇態度の形成(実行に移す)
    • 肯定的態度:対象に近づき、有益な行動をとる
    • 否定的態度:対象を避け、有害な態度をとる

態度の機能:どのように役に立つの?

  • 適応機能:周囲環境に適応(周囲との衝突を避け、周囲に受け入れられやすくなる)
    • 報酬・快感情を最大化(同意、賞賛)
    • 罰苦痛を最小化(反発、侮辱)
  • 自我防衛機能:劣等感や不安を緩和し、情緒を安定させる
    • 劣等感や不安を緩和し、情緒を安定させる態度を正しいと思いこむ
    • ステレオタイプや偏見を生むこともある
  • 価値表出機能:自尊心を高め、アイデンティティを維持する
    • 自分の理想的な価値観から、自分らしさや誇りを回復できる
    • ストレスを緩和しモチベーションを上げるはたらきがある
  • 知識機能:複雑な世界を効率的に判断・理解できる
    • 複雑な正解を効率的に判断理解できる
    • ひとつの視点から情報を整理し、自分なりに意味づけできる
  • ステレオタイプ:固定的な概念やイメージ・効率的な情報処理・予測しやすい(否定的な態度=偏見)
    • 共有性:社会や文化で、ある程度共有されている(みんなが言っている:メディア情報)
    • 予期合致性:予測している内容が反映されやすい(やっぱりそう思てた:判断の偏り)
    • 修正困難性:いったん形成されると修正されにくい(○○らしくない:反する情報を特殊な事例とする)

ステレオタイプは、偏見につながります。知識として知ることの大切さをここでも感じました。

自分自身に問いかけ、血液型などその枠組みは正しいのか再検討できる柔軟性が必要だと思いました。

  • 態度の変容:状況を変えられないので、態度をかえざるをえない
    • 認知に矛盾が生じた場合(いつも電話をくれたのに、電話が来なくなった
    • 他者からの説得を受けた場合(他の人に電話をくれないのは優しくないと聞かされ、別れる
  • 認知的不協和:2つの矛盾した認知の間で板挟みになること好きなのに別れる
  • 認知的不協和の解消
    • 既存の評価を変える(そんなにいい男でもないし、他の人を探そう
    • 新しい評価を加える(電話をくれていたけど、プレゼントはくれなかった
    • 行動を変える(忙しいだけかもしれないし、メールで聞いてみよう
  • 認知的バランス理論:他者と態度が異なるときにも認知の矛盾が生じやすい
    • X(認知対象:お付き合い)× P(認知者:自分彼女)× O(他者:彼)=  or 
    • + バランス状態(心の調和がとれ安定):3つの符号を掛け合わせるとプラス:ともに肯定的または、否定的な態度の場合(どちらも別れたくないorどちらも別れたい
    •  インバランス状態(不快な状態):3つの符号の積がマイナス(彼は別れたい
  • バランス状態へ移行(インバランス状態の時、人は何とかしてバランス状態へなろうとする)
    • 追従:自分の態度を変えて、相手に合わす(電話が来なくても大丈夫、好きな気持ちは変わりません
    • 相手を説得し、態度を変えさせる(生きていけないので、毎日電話してほしい・・(꒪ꇴ꒪|||)
  • 説得への抵抗(彼の気持ち)
    • リアクタンス:提案に対する心理的反発(俺が電話したいときしたいねん
    • 疑惑:提案の真意に対する疑惑(自分からかけてきたらいいんちゃうの?
    • 吟味:提案内容の検討・批判(仕事で疲れているのをわかってくれない
    • 慣性:現状のバランス状態を保持(しんどいし、ほっとこう
  • 説得的コミュニケーション:言語的な手段で、論拠を用い相手の態度の変容を目的とした意図的なコミュニケーション
  • 説得から変容に至るまで(精緻化可能性モデルELM)心理プロセス2~5
    1. メッセージとの接触(毎日電話してほしいといわれた
    2. 注意過程:メッセージの存在に気付く(毎日話がしたいねんな
    3. 理解過程:メッセージの内容を理解する(そんなに俺のことが好きなのか
    4. 受容過程:理解した内容を受容する(電話をかける時間をみつけよう
    5. 保持過程:受容した態度を保持する(寝る前には電話をかけてあげよう
    6. 精緻化(せいちか):行動の変化(毎晩電話する
  • 効果的な説得
    1. リアクタンスの緩和:押しつけがましくないこと(時間があるときに電話してね
    2. 誠実性:真剣かつ信頼性のある提案(疲れているときに、元気が出る方法を考えておくね
    3. 専門性:充実した専門的なデータ(仕事のやりすぎで、余裕がないとこんなデータがあるよ)、
    4. 恐怖アピール:現在のバランス状態を壊す(電話くれないと生きていけない・・・(꒪ꇴ꒪|||)
  • 影響力の武器(心理学の応用)
    • 一貫性の心理:フット・イン・ザ・ドアテクニック【段階的要請法】(一度引き受けると最後、小さいことから要求される
    • 返報性の心理:ドア・イン・ザ・フェイステクニック【譲歩的要請法】(大きな要求(デート)を断らせて、本命(メアド)を承諾させる
    • 認知的不協和:ローボールテクニック【特典除去法】(みんなで遊ぶ約束をしてから、他の人が来れないことにして2人でデートする
    • 社会的証明の心理:周囲と同じでありたい(この美容液はみんな使っているよ
    • 好意の心理:行為を持てる人の説得に応じる(私もこのゲーム好きなんです
    • 権威の心理:権威のある人の説得(美容研究家のおすすめ美容液
    • 希少性の心理:入手の困難性等(今だけ、期間限定
森﨑さくら
森﨑さくら

詐欺師がよく使うテクニックだよ!

【帰属】自分のものの見方のくせを知りましょう!生きやすくなります

  • 帰属とは、物事の解釈の仕方(原因を推論し、事象と原因を結び付けること)
  • 帰属の影響
    • 内的要因:自分のせい(改めるので、行動が変化しやすい)
    • 外的要因:自分以外のせい(態度を改めないので、行動が変化しにくい)
  • 共変の原理:「行為の効果の原因は、その効果が生じたときに存在し、 生じなかったときに存在しない要因に帰属される」(byケリー)原因を推測する手がかり
    1. コンセンサス一致性):周囲と一致した行動をとっているか(ひとりだけが遅刻、コンセンサスは低い➡内的要因の可能性あり)
    2. 一貫性:いつもその行動かどうか(いつも待ち合わせに遅刻する➡内的要因の可能性あり)一貫性が低いときは分かりづらい
    3. 弁別性:その行動はある対象に対してのみか(デートや会社も遅刻する➡内的要因の可能性あり)
  • 原因の過程
    1. 原因帰属:周りの起こる出来事等の原因を推測する過程
    2. 特性帰属:原因の推論から、内的な特性を推測する過程
  • 行為者ー観察者帰属バイアス
    • 行為者は外的要因に、観察者は内的要因に帰属しやすい(遅刻したのは電車のせいー寝坊した制せい
    • 将来予測のズレが生まれやすい
  • 基本的帰属錯誤:視野が狭く、よく知らないまま行為者の内的要因に帰属しようとする傾向(他に要因があっても気づきにくくなる)
  • 帰属スタイル(どちらも一長一短)生きていくためには柔軟性が大切
    • 楽観的帰属スタイル自己高揚的帰属:よい結果は自分(内的要因)悪い結果は自分以外(外的要因)
    • 悲観的帰属スタイル自己卑下的帰属:よい結果は自分以外(外的要因)悪い結果は自分(内的要因)
  • 失敗結果に対する4つの帰属
    1. 内的固定的:自分の能力、性格等のせい(どうせ自分は何もかもうまくいかない➡無力感につながる
    2. 内的変動的:自分の努力、方法や行動のせい(次は分からないと予測➡やる気や向上心につながる
    3. 外的固定的:課題が難易度や相手のせい(どうせ無理と予想➡反省も落ち込みもしない)
    4. 外的変動的:運や気候のせい(ついてなかった、次は分からない➡反省も落ち込みもしない)
  • 学習性無力感⾃分がコントロールできない事態を何度も経験すると「何をしようとこの状況を変えることはできない」と学習する
    1. 基本的欲求の問題:マズローの欲求階層説(生理的欲求➡安全欲求➡所属と愛の欲求➡承認欲求➡自己実現欲求)高次欲求を満たすためには、基本的な欲求が満たされる必要がある
    2. 自己効力感の問題:バンデューラの自己効力感の欲求(効力予期・結果予期)自己効力感の獲得には、①遂行行動の達成②代理的体験③言語的説得 がある
    3. 動機づけの問題:外的動機付け(外から与えられる成績や報酬の為)内発的動機付けにする(知りたい、学びたいとの好奇心を満たすために頑張る)
    4. 帰属の問題:内的固定的要因(失敗の原因は自分のせい(自尊心の低下➡これからも失敗する➡他もうまくいかない)➡何をやっても無駄

【対人魅力】知ることで、人間関係を円滑に

  • 対人魅力の要因
    1. 熟知性近接性・単純接触仮説):物理的な近さや見る回数
    2. 自己状態親和欲求・誤帰属):不安な時そばにいる人・つり橋効果など、心理的生理的な変化
    3. 相手の魅力(身体的魅力から推測、ウォルスターの実験マースティンのマッチング仮説):身体的魅力の高い人は評価が高い・自分と釣り合う身体的魅力の持ち主に魅力を感じやすい
    4. 態度の類似性社会的比較過程理論・バランス理論):意見が合うとは自分に自信が持てる・認知的にバランスが取れる相手に魅力を感じる
    5. 行為の返報性行為を示した相手=自己是認欲求をみたす):返報性を期待しすぎると透明性の錯覚に陥る危険がある
  • SVR理論:互いに何を重視するかが変わってくる
    • S刺激(身体特徴・行動特徴・釈迦的地位等外から観察される報酬)
    • V価値(価値観の類似性)
    • R役割(役割行動がとれるかどうか)
  • 自己開示: 自分のことをありのままに相手に話すこと
  • フィードバック:自分が感じたことを伝え返すこと 働き返し
  • 対人葛藤:人と人の間で生じる対立や争い
    • 利害葛藤:ケーキは私ものとお互いが主張
    • 認知葛藤:車の事故等、双方が自分が正しいと主張
    • 規範葛藤:女のくせに、子供のくせに等、社会的態度の否定
  • 解決方法男女のもめごと旅行編:GWに旅行に行きたい彼女とお金がないので家でまったりしたい彼
    • 妥協旅行に行きたいが、遊園地にする➡合意に至りやすいが相互理解には至らない)
    • 譲歩家でまったりする➡対立は避けられるが、ストレスがたまり本質的な解決には至らない)
    • 主張強引に旅行を予約し出発➡対処を単純化、成功すれば利益独占だが、関係を悪化させやすい)
    • 回避GWの話をしない➡現状維持だが、本質的な解決はなされていない、最も消極的)
    • 協力ボーナスが入ったら旅行に行こう➡双方が満足でき、関係の親密化につながるが、根気とエネルギーが必要)
  • 葛藤時に生じる認知バイアス
    • 固定資源知覚:互いの利害・関心が真っ向から対決していると思い込む(自分が損するのは嫌
    • 公平バイアス:相対的価値を優先(自分の方が価値があるのに同じものは嫌
  • 葛藤の責任帰属:相手から不快や不可解な言動を受け取ると不審に思う
    • 利他心帰属:好意的に取る。私のために言ってくれて感謝!
    • 役割帰属:与えられた役割によってとみなす。社長の立場から言ったっこと
    • 利己心帰属:個人的利益を得るために言ったとみなす。自分が得をしたいから言っている。
    • 敵意帰属(被害者バイアス):相手の言動は敵意からくるとみなす。馬鹿にしてるからだ。
  • ポジティブ帰属:【ABC理論C(悩み)はA(きっかけ、出来事)からでなくB(信念、思い込み)からくるものだ
    • A(Activating event︓きっかけ、出来事)
    • B(Belief︓信念、思いこみ)☚ここが大切(相手の立場や心境を考える)
    • (Consequence︓結果)
  • ネガティブコミュニケーション:葛藤が悪い方向へ進むような会話のやり取り
    1. 悪意の読み合い:相手の行動から悪意を読み合う(「嫌がらせ?」
    2. あいまいな一般化・人格攻撃:人格否定(「いつも無神経で嫌味ばかりいう」)
    3. 相互非難:互いに避難し、口論が激化(「あなたこそ無神経よ」)
    4. 競争意識の発生:言い負かした方が勝ち(「それを言うなら、お前もこの前・・・」)
    5. メタ・コミュニケーションへのお落ち込み:相手の言い方そのものが攻撃の対象(「怒鳴らないでよ」)
    6. 自己完結による会話の打ち切り(「おまえとは、話したくもないし、顔も見たくない!」)
  • よい喧嘩のしかた(互いに納得できる解決を探す
    • 感情のコントロール:自己認知(今、怒っている、何に?
    • 不満の内容の明示:何が嫌か、どうしてほしいか、相手への非難は避ける(「ズボンを片方だけ裏返して脱ぐのやめてほしいんだけど」
    • 対人コミュニケーションの徹底:相手の話をしっかり聞く、冷静さを取り戻すまで粘り強く会話する。(「なんで、片方だけズボンを裏返して脱ぐの?教えて欲しいな。」

【集団】良いところと、恐ろしいところ

  • 集団の特徴
    1. メンバーが目標や考えを共有している(目指せ全国大会
    2. メンバーとしての自覚がある飲み友達
    3. 地位や役割が分化している(部長と課長と社員
    4. 関係が安定し、ある程度継続している(町内会
  • 集団の形成
    • 計画的形成(目標を中心)
    • 外部規定形成(日本人、町内会、血液型等自動的)
    • 自発的形成(目標はないが楽しいから、お弁当をたべるなど)
  • 集団の類型
    • 公式集団(計画的)・非公式集団(公でない)
    • 所属集団(日本人、大学生)・準拠集団(酒好き、カラオケ好き、みんなが持っているなどの主観的)
    • 外集団(よそ者、敵視)・内集団(われわれ、集団へ愛着)
  • 集団に属する理由
    1. 心理的欲求を満たす:親和欲求(仲良くなりたい
    2. 1人で実現できない目標達成のため(ボランティア活動
    3. 知識・技術を身につけるため(ギターを弾きたいからギター教室へ
    4. 社会的・物理的安全の確保(不安だから
    5. 社会的アイデンティティ(有名大学に入学
  • 集団の機能=(P機能)目標達成機能+(M機能)集団維持機能
  • 集団の構造化:個人がその手段の中で占める一定地位を位置という。位置に価値的に順列づけられ、周囲に認知されたものを役割という。与えられた役割の中でそれを全うするような行動様式がと低下したものを地位という
  • コミュニケーション・ネットワーク
    • 車輪型・・・P機能を促進しやすい:リーダーが率先して問題解決が早く正確
    • 円環型・・・M機能を促進しやすい:メンバーの満足度が高い
    • 鎖型・Y型・・・分化しにくいがすると安定
  • 集団による作業効率の提案
集団作業集団作業のメリット集団の結果社会的手抜き
加算的課題最も高い各メンバーの作業結果の合計起こりやすい
補正的課題高い各メンバーの作業結果の平均
分離的課題高い最も能力の高いメンバーの働き
連結的課題低い最も能力の低いメンバーの働き
集団で作業するときの効率
  • 社会的手抜きをなくす方法(手抜きが起こる原因を見極め、的確に対処することが大切)
監視を付ける やり過ぎると反発を招く
課題を魅力的にする 内的動機付けがあると長期的に効果がある
自己評価させる 匿名性を弱めることで手抜きが軽減
集団の団結力を高める 良い雰囲気を保ちつつ効果が高まる
社会的手抜きをなくす方法(手抜きが起こる原因を見極め、的確に対処することが大切)
  • 集団凝集性(まとまりがよい
    • 対人的凝集性(高外に好意的にかかわることで生じる集団魅力)
    • 課題達成的凝集性(課題や目標を達成した時に感じる集団魅力)
  • 凝集性が高まることによって、集団規範の形成され、集団圧力の発生し、逸脱者への圧力逸脱者の同調があり、凝集性がより高まる。(集団内に疎外や孤立を生む危険もある)
  • 集団極性化:個々の意見が極端な意見に変化すること(極端な意見ほど明確でわかりやすい)
  • リスキー・シフト集団討議の結果、より冒険的でリスクの高い意見にシフトすること
  • コーシャス・シフト:集団討議の結果、より無難でリスクの低い意見にシフトすること
  • 集団思考(集団浅慮):危険な意思決定に至る(↓過程)
    1. 結束が非常に強い
    2. 外部からの情報が入りにくい
    3. 独裁的・独断的リーダーの存在
    4. 強力なライバルの存在
    5. 結論を急ぐ、切迫した状態
  • 集団思考に陥らないために、意識的に過剰な楽観的思考や先入観、揚げ足をとったりせず、反論は尊重し、外部から人を呼び意見を求めるなど、常に広い視野を持つことが大切
  • 同調行動:集団の雰囲気や規範に従い、自分の行動や意見を迎合させること(↓心理的ステップ)
    1. 認識みんなと意見が違う?
    2. 悩む自分の意見を言おうかな?
    3. 比較・検討今後の人間関係にひびが入るかな?
    4. 決定今回は、同調しとこう!
  • 公的受容:表向き同調
  • 私的受容:心から同調
    • 同一視:相手へのあこがれや尊敬から同じようにふるまう
    • 内面化:心から納得し、自分の意見や態度を変える(その人は意見を内面化した)
  • アッシュの実験
    • 規範的影響:間違っているとわかってても同調する(罰の回避、報酬の為)
    • 情緒的影響:多数派が正しいはずだという思い込み、社会的事実の確認(物理的真実:測定等客観的に正解が明確・社会的真実:比較対象によって変化、正解は不明確)
    • 多数派の人数:1vs3以上の時は同調しやすい
    • 同意者の存在:同意者が一人でもいると意見を貫こうとする
    • 多数派の意見の一致率と匿名性:自分の意見を貫こうとする

【少数派の影響力】ガリレオ・キング牧師のように少数派が影響力を及ぼすには

  • モスコビッチの知覚実験:少数派の意見は多数派の判断そのものを本質的に変化させうる
  • 少数派の一貫した態度➡自分の意見を再構築➡少数派と多数派のどちらに同調するか選択
    • 少数派に同調:その意見は、深く内面化され、真の態度の変容を生む
    • 多数派に留まる:その意見は心に残り、別の機会に新たな葛藤を生む(認知的不協和がおこる)
  • 少数派が影響を与えるには
    • 上からの革新:メンバーからの信用と過去に実績
    • 下からの革新:一貫した態度・論理的な主張・時間をかけた説得が必要
  1. リーダーシップ特性論:個人的特性(リーダーの素質に注目)
  2. リーダーシップ行動論
    • リーダーシップ・スタイル理論専従型リーダー:優れた成績を生むが雰囲気を悪くする・放任型リーダー:フォロワーのレベル次第・民主型リーダー:成績も雰囲気も良く理想的)
    • PM理論(P機能:目標達成機能・M機能:集団維持機能)PM型:万能タイプ・Pm型:短期的な状況で効果的・pM型:長期的な状況で効果的・pm型:失格リーダー)
  3. リーダーシップ条件適応理論
    • コンティンジェンシー・モデル(リーダーの特性と、リーダーの置かれた状況との関連性に注目)LPC得点(苦手な同僚にどれだけ好意的の評価するか)低LPCリーダーは不利な状況と有利な状況でリーダーシップは高い・高LPCリーダーは普通の状況で高い
    • SL理論(フォロワーの成熟度との関係による)(下図)
フォロワーの
成熟度
望ましい
リーダーシップ
PM理論で例特徴
未熟教示型P型知識の提供、目標の明確化等
やや未熟説得(コーチ)型PM型チームワークを高める
やや成熟参加(援助)型M型団結力やモチベーションが大事
成熟委任型pm型フォロワーに権限を全て委ねる
SL理論(条件適応理論)
  • 群衆:共通の目標はない、行動は自由、相互作用も弱い
  • 一体感・無責任性・無名性
  • 非常事態における群集心理
    • 正常性バイアス:異常事態を正常の範囲内として認識しようとする
    • 同調の心理:状況が曖昧な時、周囲の行動を判断基準にしようとする
    • エキスパート・エラーの過小評価:自分の判断より専門家の意見を優先する
    • これまでの経験:過去の類似体験を基準として行動しようとする。
  • 流言:根拠の乏しい情報が連鎖的に伝達され、広がっていく現象
  • 流言の変容(オリジナル情報からの変化)
    • 平準化:短く、簡潔で平易な内容になる傾向
    • 協調化:ある要素のみ誇張・尾ひれ
    • 同化:感情、思い込み、偏見によって内容がゆがめられる・悪意も含む
  • 流言の広まる度合い = 主題の重要さ × 情報の曖昧さ
  • 情報を正しく伝達するには、基本的かつ双方向的なコミュニケーションを心がけ独りよがりな解釈を行わないこと
    • 情報の送り手:✔信頼でき情報源か(ダブルチェック) ✔簡潔で分かりやすいか ✔適切なメディアを通じているか
    • 情報の受け手:✔情報の反復 ✔送り手に確認
  • 道徳的な判断:道徳的規準に基づいて下される善悪や正否の判断
    • 自分本位
    • 他者本意
  • 道徳性発達理論:L.コールバーク
    1. 前習慣的水準:社会的・慣習的なレベルに至っていない①罰回避思考快楽思考
    2. 慣習的水準:社会的・慣習的なレベルで判断を行う③よい子思考法と秩序志向
    3. 脱慣習的水準:道徳的価値と原理を明確に定義しようとする⑤個人権利思考普遍的原理志向
  • ネットいじめにみられる群集心理
    • 一体感・無責任性・無名性

【家族】段階に応じて変化し、対応し、発展していくために

  • 家族システム理論:家族は社会や環境、家族メンバー同士が相互に影響しながら変化する「システム」である
  • システムの階層性
    1. 地域システム地域一帯
    2. 家族システム森﨑家
    3. 個人システム森﨑さくら
    4. 器官システム森﨑さくらの器官
  • システムの境界:各々の境界は明瞭かつ柔軟であることが理想
  • 円環的因果律:ある結果が同時に原因となり、別の結果を生む多方向的かつ相互的に物事をとらえる必要がある(直線的因果律:確執が生まれやすい)
  • 形態維持と形態変化:2つの力を使いこなし、家族システムとしての変化成長を遂げていく
    • 形態維持:変化を抑制し、本来の安定を維持(日常:喧嘩など)
    • 形態変化:変化を促進しい、システムを再組織化(分岐点:出産等)
  • 家族発達理論:家族ライフサイクルを一連のプロセスとして捉えた理論
家族の発展家族発展の流れ発達課題課題が達成されない時
第1段階
形成期
巣立ち原家族からの自己分化原家族からの経済的心理的自立が出来ない
親への依存、過剰な介入
第2段階
形成期
新婚期夫婦システムの形成カップル・ダンス
衝突のダンス・処理のダンス・水石者と回避者のダンス・過大責任者と過小責任者のダンス
第3段階
発展期
出産・育児期夫婦の協力と役割意識の確立役割の混乱から、夫婦関係に溝が生じ事あるごとにカップルダンスに陥る
第4段階
発展期
児童期の子子供の自立性と家族への所属感とのバランス調整夫婦の対立に子が巻き込まれ、歪な三角関係に。円環因果律を生み、悪循環に
第5段階
発展期
思春期・青年期の子柔軟な家族境界の構築既存のルールを強要し、この反発心や無力感を助長。
自立と依存のはざまで悩む葛藤の現れ
第6段階
収束期
子どもの巣立ち親と子が共に自己分化を果たすこと自立できない子を親が支配しようとする。空の巣症候群
第7段階
収束期
壮年期・高齢期自我の統合、夫婦間及び世代間の関係の再構築様々な喪失に伴い、老いに対して絶望的に。
家族発達論
  • 家族の危機と再組織化:解体と再組織化を繰り返す。家族の危機は、対処によってプラスにもマイナスにも作用する
  • ジェットコースターモデル:家族の生活家庭に生じる危機とその克服のプロセスを図示したもの
    • 組織化された水準を解体し、再組織化の水準を構築しようとする。解体の途中で止まってしまう家族は、家族観に相互性があると思い込み、中途半端な状態で安定しようとする傾向がある。
  • コミュニケーションの重要性
    • 言語コミュニケーション(しっかりと言葉で表現する重要)
    • 非言語的コミュニケーション(日本人は多い)
  • 家族内コミュニケーション
    1. 情報交換のコミュニケーション:体験したことを知らせ合う
    2. 意思決定のコミュニケーション:家族の意思を統一し、結論を導く
    3. 相互需要のコミュニケーション:互いを受容し、共感的に理解し合う

単位修得テストについて(難易度★★★☆☆)

試験の問題数は28問でした。

じっくり読まないと、間違えそうな問題が多かったです。

授業の内容を理解して、自分で、シチュエーションに当てはめてたとえ話が作れるくらいに落とし込みましょう。

まとめ

今回、認知の特徴について学んだことは、運がいいと思っている人は、スキーマの活性化によって運がよかったことが優先的に検索されているということ。

優先的に検索されるには結合強度が強いことが大切

運がいいことの結合強度を強くするには、運がいいことがたくさん記憶に残るようによかった出来事を何回も思い出して記憶に定着させること

結合強度の強さが、よかった出来事が多いのか、よくないで出来事が多いのかで自分に対する運の良さの評価が変わってくるんだと思います。

運がいいと感じていると態度(行動)も変わってきます。

意識的に良かった出来事を思い出し、良い出来事との結合強度を強めることで人生が幸せになるのではないでしょうか。

私は運がいい、これからもいいことがいっぱいある!って思いながら生きていくと自然といい方向に進んでいくと信じています

笑う門には福来る!

楽しいことを思い出して、スキーマを活性化させ、良い出来事の結合強度を強め、人生をいい方向へすすめましょう!

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