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スパイファミリーに学ぶ心理学【対人コミュニケーション】は、世界平和のために必要なスキルです

1.通信制大学
この記事は約10分で読めます。

心理学を学ぶ現役通信大学生の森﨑さくらです。

今回は「対人コミュニケーショントレーニング」の授業を受けました。

スクーリングの授業です。

この記事にある先生は休職中です

私が授業を受けた先生は3クール目より長期療養されます。「対人コミュニケーショントレーニング」は別の先生が担当となりました。
先生が戻られるまで、先生が受け持たれていたもう一つの講座は、受講せずに待ちます。
先生の体調が戻り、授業に復帰されることを、心より願っています。(2022.10.10追記)

⭕️先生が、戻られるとの情報(公式)がありました!うれしいです!(2023.7.21追記)

感動の授業内容でした。私が大学に入学したのは、この授業の為なのでは?と本気で思いました。

授業の学習目標は、以下のとおりです。

対人コミュニケーション能力をブラッシュアップし、対立や葛藤が起きている状況で建設的なコミュニケーションをとりながら合意形成を得ていく話し合いの進め方を身につけることができるようになる。

出典:大手前大学 通信教育部 2022年度 シラバス 「学習目標」より

トレーニングとの言葉どおり、受け身の授業でなく、課題を実践して繰り返し練習するので、より理解が深まります。

相手も自分も満足できる答えを見つけることをゴールにこの授業は進みます。

この記事はこんな人に向けて書いています
  • 対人コミュニケーショントレーニングとは?
  • 授業の感想が知りたい
  • 『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』を心理学目線で

【授業を受けた感想】
「どちらも幸せになる解決策を目指すこと」
まず目の前の人、家族であったり、友人であったり職場であったり、近くの人たちと良好な関係を保つことが、本当の幸せではないでしょうか。
そこから、世界平和につながるのだと思います。

この授業の詳細については、お伝えしません。サプライズ好きの素敵な先生の授業をぜひ受けてください。ここでは、シラバスの内容と私の個人的な感想、勉強した内容のみです。

『相手を知ることが和平への第一歩!!』 byロイド・フォージャー

いきなりですが、『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』をご存知でしょうか?

ロイド・フォージャーとは心理学者ではなくアニメ『SPY×FAMILY』の主人公の敏腕スパイが、任務遂行するために名乗っている偽名です。

心理学で学ぶスパイファミリー
対人コミュニケーショントレーニング
出典:『SPY×FAMILY』1話 「少年ジャンプ+」より

【フォージャー家の紹介】
父:ロイド(右):敏腕スパイ
母:ヨル(左):凄腕殺し屋
娘:アーニャ(中央):エスパー

敏腕スパイのロイドは、任務のために家族を作ります。

それぞれが人に言えない事情を持っているため、利害関係が一致し家族になります。

孤児院から引き取ったアーニャと本当の親子に見えるように振舞うため、ロイドが心の中でつぶやいたセリフが『相手を知ることが和平への第一歩』です。

そんな父ロイドの心を読んだ娘でエスパーであるアーニャは自己開示します。

『アーニャぴーなつがすき』(出典:『SPY×FAMILY』)は、オープンマインドです。

心理学で学ぶスパイファミリー
対人コミュニケーショントレーニング
出典:『SPY×FAMILY』1話 「少年ジャンプ+」より

この言葉は、今回私が受講した「対人コミュニケーショントレーニング」の全てを表わしていると思います。(マジです)

対人コミュニケーショントレーニングに必要な、【相手を知る】【オープンマインド 】がこの一コマにまとめられているのです。

すなわち、今回の授業のシラバス、学習内容にある「コーチング」「アサーション」「協調的問題解決」につながります。

そして、この「コーチング」「アサーション」「協調的問題解決」は、まさしく『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の敏腕スパイ ロイドが備えている能力なのです!

さぁこの「対人コミュニケーショントレーニング」の授業を、シラバス(大学が公開している授業計画)に沿って、『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』から学びましょう。

(※この記事は『SPY×FAMILY』から引用しています。ネタバレも含みますので、スパイファミリーに興味のある方は、アニメを見終わってからご覧ください。)

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コーチング(大切な人をその人が望むところまで送り届ける)

コーチングの語源は「馬車」だそうです。ハンガリーにコーチという地名があり、そちらの馬車の性能がよかったので、一般名詞化したようです。

エリート中のエリートである財務省の職員もコーチングの研修をしています。

財務総合政策研究所 夏季職員セミナーより引用させていただきました。

演習も取り入れられていて読みやすいので興味のある方は、のぞいてみてください。

コーチ(coach)という言葉は「馬車」という意味(中略)コーチングとは「大切な人をその人が現在いるところから、その人が望むところまで送り届ける」こと

出典:財務総合政策研究所 夏季職員セミナー(本間 正人氏)

昔からコーチと言っていましたが、語源を知らずに使っていました。しかも、コーチのイメージは鬼コーチでしたが、コーチングとは鬼コーチではなく素敵なコーチのことです。

ワクワクを探す(引き出す)

その人が望むところとは、その人がワクワクするところ

すなわちコーチングとはその人がわくわくするところへ大切な人を送り届けることです。

わくわく=内発的動機付け(内面から沸き起こる興味や関心や意欲に動機付けられている状態)

具体的には。。

心理学で学ぶスパイファミリー
対人コミュニケーショントレーニング
出典:『SPY×FAMILY』2話 「少年ジャンプ+」より

そうです!アーニャの状態です。わくわくを大人も子供も大事にしましょう

目的:ターゲットの息子と仲良くなる

『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のアーニャは超能力者。

父ロイドの任務は、「東西平和を脅かす危険人物に近づき不穏な動きを探ること」です。そのために危険人物の息子が通う名門校に入学した娘アーニャは、父のため、世界平和のためにターゲットの息子と仲良くなる「ナカヨシ作戦」を頑張っています。

しかし、ターゲットの息子(ダミアン君)を殴ってしまったアーニャ。

朝から落ち込んでいるアーニャに、ロイドが優しく声をかけます。

「怒らないから出てこい」

出典:『SPY×FAMILY』エピソード7

スミマセン、文字では伝わりにくいですが、やさしく寄り添っています・・・。

さくら
さくら

【聴く】アーニャを理解しようとします

アーニャの気持ちに寄り添っています。

「過ぎたことはしかたない これからはケンカしないように気を付ければいいさ」

出典:『SPY×FAMILY』エピソード7
さくら
さくら

【問いかける】気づきを促しています

アーニャは、ここでハッとします

「ほら、元気出せ、今日からが授業だぞ」

出典:『SPY×FAMILY』エピソード7
さくら
さくら

【認める】力づけてます

アーニャは元気よく学校に行きます

「それからが学校でちゃんとダミアン君に謝るんだぞ」

出典:『SPY×FAMILY』エピソード7
さくら
さくら

【約束と行動のサポート】力づけてます

やるべきことを明確にして行動を促すことでアーニャは、謝ることに意識をむけます。

アーニャの顔がぱぁーっと明るくなります。

アーニャの仲直りに、世界平和が託されました!

文字だけでは伝わりにくいのが残念です。ぜひアニメを見てもらいたい笑


若干⁉強引ではありますが、父ロイドのノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション:優しい声のトーンと話し方)が実にいいコーチング具合なのです。

勇気を出して学校に行けるように、アーニャを力づけています。

アーニャはこの日、一生懸命タイミングを見つけて無事ダミアン君に謝ります。

その日の目的達成です。成功体験を重ねます。
世界平和(スパイ任務)の為ではありますが、素敵なパパさんです。

コーチングとは、本人の中にある答えに気が付いて明確にし、行動をサポートします。

その後、特待生を目指した父ロイドが娘アーニャに無理やり勉強をさせるシーンがあります。アーニャは勉強が嫌いです。
母ヨルが父ロイドに問いかけます。

「それって ご本人も望んでいることなのですか?」

出典:『SPY×FAMILY』エピソード7

このヨルの問いかけは、目的のために我を忘れたロイドに気づきを与えていました。

コーチング最も大切なのは、この気づきを与える問いかけです。

ヨルさんは、大事なものがちゃんと見えているようです。

少し例題としては分かりづらくて申し訳ございません。

これは、コーチングにあたるなぁと思いながら、見ていたので、共有させていただきました。

アサーション(あなたも大事、私も大事)

アサーションとは、あなたも私もどちらも大切にするコミュニケーションです。

3つのタイプに分類されています。

  • アグレッシブ・・・自分さえよければいいねん。
  • ノンアサーティブ・・・自分さえ我慢したら丸く収まるからいいねん。
  • アサーティブ・・・私はこうしたいねんけど、あなたはどうしたい?

はい、ざっくりです・・・

▼こちらの記事に、アサーティブコミュニケーションや関連するABC理論も掲載してます。

【心理学は幸せの学問】人間関係がうまくいけば人生もうまくいく 通信大学生の3つの学び

さて、『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の夫婦役の父ロイドと母ヨルは常にアサーティブな夫婦です。どちらかと言えば、ヨルさんは職場での様子はノンアサーティブに見えますが、かりそめの家族の中では、自分の考えを提案してアサーティブコミュニケーションが出来ています。敏腕スパイの父ロイドさんは任務のために円満な家族を演じなけらばなりません。家族円満になるためには、アサーティブコミュニケーションは不可欠なのです

敏腕スパイが任務のため、良き家庭を演じるためにアサーティブコミュニケーションというスキルを存分に用いています。それが自然に出来るのは奥にある父ロイドさんの信念がなせる業なのです。(と、私はそう思っています)

▼父ロイドさんの信念はこちらかと思います。

『子どもが泣かない世界 それを作りたくてオレは スパイになったんだ』

出典:『SPY×FAMILY』1話 「少年ジャンプ+」より
心理学で学ぶスパイファミリー
対人コミュニケーショントレーニング
出典:『SPY×FAMILY』1話 「少年ジャンプ+」より
さくら
さくら

惚れてまうやろっ!!!

協調的問題解決(win-win)

この研究は紛争から生まれたそうです。

世界中が平和を願っているはずです。

敏腕スパイの父ロイドの目的は、危険人物に近づいて不穏な動きを探ることです。

アーニャが、ステラ(★星)をもらうことで、ターゲットに近づくことが出来ます。

ステラ(★星)は、学校から優秀な生徒に授与される勲章のようなものです。学力や社会貢献など優秀と認められるともらえます。

父ロイドは、アーニャの能力(超能力者とは知りません)を見ながら、目的を達成させようと考えます。

ナカヨシ作戦や社会貢献活動など、勉強が嫌なアーニャと歩み寄って目的を達成させようとしています。お互いの立場や能力、世界観、価値観などを大切にして、どちらもが納得できる答えを導き出すように任務を進めます。

協調的問題解決は、あらゆる角度から創造して双方がよかったねと思える解決策を導き出すこと。
お互いが相手のことを思いやることが大切なのです。

お互いの欲求を理解し、創造的な解決策を導き出すことで、どちらも満足する出口をさがしましょう。

アーニャがステラ(★)をもらった時、周りのみんなが幸せな気持ちになっていました。

心理学で学ぶスパイファミリー
対人コミュニケーショントレーニング
出典:『SPY×FAMILY』3巻 「少年ジャンプ+」より
さくら
さくら

惚れてまうやろっ!!!

ポジティブ心理学についても学べます

スパイファミリーに学ぶ【対人コミュニケーショントレーニング】のまとめ

私のつたない文章や表現力では、とてもすんばらしい授業は伝えられないので、授業の内容には触れていません。ただ、今回受けた『対人コミュニケーショントレーニング』は、私の人生にとってかけがえのない授業になると思います。

自分が知りたかったことや、自分に足りないことなど自分を見つめなおすきっかけを与えていただきました。私のこれからの人生における目的になりそうです。

ビビビッと衝撃を与えた授業と、魅力的で引き込まれた今とても人気のあるスパイファミリーは、私の中ではとてもぴったりとハマりました。

誰もが目の前の幸せを願っているはずです。大切な人が幸せに人生を全うしてほしいと願っています。そして、世界中がそんな思いを持っている人だと思います。国と国は関係ありません。世界中が大切な人のために平和な世の中を願っています。

世界平和のために奮闘するかりそめの家族と今回の授業を紹介させていただきました。

注意

この記事は、専門家でなく、勉強中の学生が作成しました。
少しでもどなたかのご参考になれば幸いです。

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