こんにちは、アラフィフ社会人通信大学生の森﨑さくらです。
皆さま、単位修得試験、お疲れ様で―――す!🍺
先日、お寿司屋さんに行ってきました!
ご褒美に(笑)
色々頑張った後のビールは最高に沁みます。
いきなり食べたいものから食べ始めます。
50を過ぎるとお腹がすぐにいっぱいになります。。。
うに、いくら、マグロ、えんがわ、とっても美味しかったのです。
ヒラメのお造りです。これも絶品。
写真はこれで終わりです。
写真は最初だけで、すぐに撮るのを忘れちゃいます(笑)
さて、何を頑張ったのか。。。
単位修得試験も頑張りましたが、ずっと気になっていた父の庭(小さいです)をきれいに整備できたことです。(愛する妹ががんばってくれました)
50年も前の古いお家で、玄関には大きな石でつくった階段?や両端には大きな石で作った花壇や池のようなものもあり、歩きにくい。
バリアフリーの概念などなかった時代の古い家なので、年寄りにはとっても危ないのです。
現に、亡くなった母も玄関でこけて腰の骨を折っていました。(もともと折れていたのかもしれませんが)
母は、とても家に執着(愛着)していたためバリアフリーなどの工事には耳を傾けませんでした。
まだまだ若いと思っていたのかもしれません。
父には、これからどのように生きていきたいのかを聞きました。
そして、私たち姉妹は父に楽しく幸せに生きてほしいので、一緒に考えようと話をしました。
父は、出来るだけ環境を変えず、友達がたくさんいるこの家で死ぬまで住みたいと言いました。
そこで、玄関の石の階段と大きな石畳(?)をバリアフリーにして、手すりを付けることを提案しました。
まだまだ若いと思っている父は、年寄り扱い嫌だと思っていましたが、大学で学んだアサーティブコミュニケーションのおかげで、父の気持ちに寄り添いながらバリアフリーの工事を進めることができました。
そして、スッキリとした玄関になったのです。
今回受けた授業にもつながりますので、バリアフリーについてまずは調べてみました。
バリアフリーについて
バリアフリーとは?改めて調べてみました。
バリアフリーとは、多様な人が社会に参加する上での障壁(バリア)をなくすことです。(中略)障害の有無にかかわらず、高齢になっても、どんな立場でも、安心して自由に生活をするために、建物や交通機関などのバリアフリーだけでなく、一人ひとりが多様な人のことを思いやる「心のバリアフリー」を広げましょう。
(引用)政府広報オンライン「知っていますか?街の中のバリアフリーと「心のバリアフリー」」
バリアフリーとは、マズローの欲求5段階説の安全で安心の部分にあたるのです。
▶マズローの欲求5段階説について書いている記事に移動します。
老いは遅かれ早かれやってきます。
確かに父も今は、まだ今の玄関でも大丈夫です。
でも私は、父の気持ちに寄り添いました。
年寄りを恥ずかしいと思う気持ちです。
恥ずかしくないと私は思っています。
時間経過とともに若い時と同じようなことはできません。
できなくなるところを補いながら「安心して自由に生活」を過ごせることの重要性を話しました。
「父の好きな外出をいつまでも自由にできるためには、歩きにくく狭い玄関でうっかりと足を滑らせて、足を折ったり顔を打ったりしてから、地面を平らにしたり、手すりをつけるよりも今つけておいてこけないようにすることの方がいいと思うのだけど」と母のことを踏まえて提案しました。
誰しも平等に老いてきます。
子供が大きくなることが当たり前のことと同じなのです。
子どもが小さいときは、来年に着ることができる服をバーゲンで購入したりしてましたよね。
それと同じだと私は思っています。
父が、出来るだけ健康で長生きするためには、すでに後期高齢者(75歳以上)になっているので手すりをつけていてもいいと思ったのです。
ただ、父の気持ちが大切です。
この気持ちに寄り添いながら、話を進めることができました。
▶アサーティブコミュニケーションについての記事に移動します。
バリアフリーな世の中を目指すことは、何も障害者や高齢者のためだけではないのです。
日本の多くの駅には、エレベーターが設置されています。
健常者でも骨折します。
短い期間であろうと車いすの期間があったり、子どもが生まれてベビーカーで外出する時もあります。
そんな時、エレベーターがあることで、安心して外出が出来ていると思います。
誰もが、安心して自由に行動できる世の中になることで幸せな生活がおくれることにつながります。
「障害児・障害者心理学」を学びました
前置きが長くなりましたが、「障害児・障害者心理学」を学んで感じたことについての備忘録です。
障害児・障害者心理学では、障害に気づいたとき、受け入れる時などの家族の心の葛藤についても学びました。
障害には、手足の障害など誰の目にも明らかな障害から、聴覚障害や集団生活を通して明らかになる知的障害や発達障害などがあります。
家族が障害を受け入れ受け入れるまでには、悲しみや怒りなどプロセスがあります。
障害には早期支援が必要であると言われていますが、家族の理解や協力が重要となります。
早期発見・支援のために必要なことは、障害への偏見をなくした理解だと思いました。
知識は大切なものを守るためは必要だと改めて感じました。
【障害について】見える障害と見えない障害
障害には、外見から容易に分かる「見える障害」と、外見からは分かりにくい「見えない障害」があります。
見える障害には、車椅子を使用している人や、盲導犬を連れている視覚障害者などが含まれます。
これらの障害は、物理的な形態や機能の違いが明確であり、一般的に社会から認識されやすい特徴を持っています。
一方、見えない障害には、精神障害や発達障害、内部障害(例:心臓病や糖尿病)などが含まれます。
これらの障害は外見では分かりにくいため、周囲の理解を得ることが難しい場合があるのです。
例えば、ADHD(注意欠陥・多動性障害)の子どもは、集中力の欠如や多動性が原因で学習や社会生活に支障をきたすことがありますが、外見上は健康に見えるため、誤解されることが少なくありません。
見える障害と見えない障害の両方に対する理解と支援が重要なのです。
私たち一人ひとりが障害について正しい知識を持ち、適切な配慮をすることが、インクルーシブな社会の実現に繋がります。
知識がないことで、親の教育が悪いなどの偏見を持ち、親の精神的な負担や苦痛が増え2次障害につながる可能性があります。
インクルーシブ教育について
インクルーシブ教育とは、障害の有無にかかわらず、すべての子どもが同じ教育の場で学ぶことを目指す教育理念です。
これは、特別支援教育と通常の教育を分けず、共に学び合う環境を作ることです。
インクルーシブ教育のメリットには、以下のような点が挙げられます:
- 多様性の尊重:子どもたちは、多様な背景や能力を持つ仲間と接することで、多様性を尊重する心を育みます。
- 社会的スキルの向上:障害のある子どもも、ない子どもも、お互いに協力し合い、コミュニケーション能力や社会的スキルを向上させることができます。
- 偏見や差別の軽減:共に学ぶ経験を通じて、障害に対する偏見や差別が減少します。
具体的なインクルーシブ教育の実践例として、ある学校では、特別支援教育が必要な子どもに対して、個別の教育プランを策定し、特別支援教育コーディネーターが定期的にサポートを行っています。
これにより、子どもたちは自分のペースで学習を進めることができ、安心して学校生活を送ることができます。
誰もが、安心して自由に行動できる活動に参加できる世の中になることを「共生社会」といいます。
ヴィゴツキーによる発達の最近接領域
ロシアの心理学者レフ・ヴィゴツキーは、子どもの発達における「最近接領域(ZPD)」という概念を提唱しました。
ZPDとは、子どもが一人では達成できないが、適切な支援を受けることで達成可能な課題の範囲を指します。
この理論は、教育現場での支援の重要性を強調しています。
例えば、ある小学3年生の子どもが、数学の分数の問題を解くのが難しいと感じているとします。
この子どもがZPD内にある場合、教師や親が適切に指導し、問題解決の手助けをすることで、子どもはその課題を理解し、自分自身で解けるようになります。
ヴィゴツキーの理論は、教育者にとって非常に重要です。
教育者は、子どもの現在の能力と潜在的な能力を見極め、適切な支援を提供することで、子どもの発達を最大限に引き出すことができます。
これにより、子どもたちは自己効力感を高め、自信を持って新たな挑戦に取り組むことができるようになります。
全てを手助けすることは、子どもたちの成長を妨げます。
あとちょっと背中を押すだけ出来ることを支援することが大事です。
【 障害児・障害者心理学】正しい知識と理解が障害の有無にかかわらず必要ですのまとめ
以前にも紹介させていただきましたが、東京大学先端科学技術研究センター准教授 熊谷 晋一郎先生はとても分かりやすく障害だけでなく生きていくことを説明されています。
「障害は身体の中ではなく外にある」という考え方がスタンダードになりました。例えば、私が2階に行けないのは私の足に障害があるからではなく、エレベーターがないからだ。だから、社会や環境の側を改善していこう
(引用)自立とは「依存先を増やすこと」
確かに、私たちは、足があるから自分の足に依存しています。
早く遠くへ行こうと思えば自転車や車を使っています。
私たちが速く走るには限界があるので、自転車や車に依存しているのです。
自分の足だからこそ当たり前のように頼っていますが、いつ、自分の足が使えなくなるかなどわかりません。
使えなくなった時、松葉杖だったり車いすだったり、人だったりに頼ります。
困った時はお互い様です。
目が見えない人がそばにいれば、代わりに目となってものを伝えることができます。
そうすることで、自由に動けるのです。
自閉症スペクトラム障害など、分かりにくい障害であっても親の育て方ではなく脳の発達や神経回路の異常であることということを正しく理解していることで、偏見をなくし早期支援をすることで、2次障害を防ぐことができます。
障害児・障害者心理学は、障害を持つ子どもや大人の心理を理解し、彼らを支えるための知識とスキルを学ぶ重要な分野です。
障害の有無にかかわらず、小学生の段階から正しい知識を伝えることが必要だと感じました。
いずれは私も歩けなくなったり、認知症になる可能性があります。
そんな時は、誰かに頼って生きていくのです。
父の介護を通じても色々学びがあります。
どんな時も現在を笑って楽しく過ごせるように生きていきたいと思いました。
眠い・・・
おやすみなさい。。。
コストコのマヌカハニーです。
ずっとほしかったけど、高かったのでなかなか買えませんでした。
今回、ボーナスが入ったので思いきってやっと購入しました。
以前、ニュージーランドから留学生を受け入れたことがあるのです。
その時マヌカハニーをお土産に持ってきてくれました。
ジェイミーくん、元気かなぁ。。。
Chat Cafe 開店中
おはようございます!
どんどん通常授業を進めていらっしゃる方、素晴らしいです!
束の間のお休みを楽しまれている方、ご一緒です😆
今の間に、本を読もうと思っていたのに置きっぱなしです…積読と言うそうです。
さぁー今週末から授業の登録が始まりますっ
そろそろ日本語教師の難関授業にも立ち向かわないといけません😭
がんばれ私!